じゃらんお知らせレター #32
Entry Date: 2008.11.19 Wednesday 06:38
JaRANお知らせレター #32 (11月18日号)
今回のお知らせレターは以下の内容でお届けします。
【イベント案内】
■ アカデミックキャリアセミナー (12月6日(土))
■ Boston開発 (11月23日(日))
【コラム】
七面鳥と眠気の関係性
(Thanks Givingの前に)
【活動報告】
■第5回JaRAN全体会「アメリカ生活における法律知識講座」(10月25日(土))
■第13回「プロ研究者への道」勉強会(10月18日(土))
■第14回「プロ研究者への道」勉強会(11月15日(土))
■第31回HSPH医療勉強会
【JaRAN新幹事・お手伝い募集】
【コラムの書き手募集】
(今号編集担当:小野 智子)
___________________________
【イベント案内】
■ ポスドク向けジョブハンティングセミナー (12月6日(土))
■ Boston開発 (11月23日(日))
【コラム】
こんにちは、タフツ大学で栄養疫学を勉強している今村です。Turkey・七面鳥を食べると、眠くなるという話があるそうで、幹事のTさんを含め、複数の方に質問していただいた経緯があるので、以下の点を抑える形で、レビューしたいと思います。
1.七面鳥を使った人の試験による実証はあるのか
2.トリプトファンを使った人の試験による実証はあるのか
3.七面鳥は他のタンパク質源と比べてトリプトファンが多いのか
4.トリプトファンの血液脳関門(Blood Brain Barrier, BBB)の透過を効率を上げる因子はあるか
1.七面鳥を使った人の試験による実証はあるのか
調べた限りありません。
ただ食事によって睡眠の質が変わるか・・という研究は炭水化物に着目して、70年代から80年代にかけて少人数の研究が多数行われています。要約すると:
炭水化物量を減らし、脂質を増やすと睡眠の質が下がる
・炭水化物の摂取が減ることにより、
中枢神経系がトリプトファンを取り込む量が減る
・セロトニンの量が減る
・REM睡眠が増す
炭水化物を摂取すると中枢神経系のトリプトファン量が増すという動物を使った研究を行ったのは、MITの科学者のようです。多くの論文に、引用されています。
JD Fernstrom, RJ Wurtman, Science, 1971;174(4013)1023-1025
http://www.sciencemag.org/cgi/reprint/174/4013/1023.pdfJD Fernstrom, RJ Wurtman, Science, 1972;174(4013)1023-1025
http://www.sciencemag.org/cgi/reprint/178/4059/414.pdf
トリプトファン、セロトニンという物質が登場しますが、トリプトファンは必須アミノ酸と呼ばれる類の1つで、食物から得なくてはなりません。
そのトリプトファンが、脳神経伝達物質のセロトニン、そしてそのセロトニンから作られる睡眠を促すというメラトニンの前駆体(つまり主な材料)です。ということで、これらの物質は食と睡眠の関係について欠かせないわけです。
2.トリプトファンを使った睡眠障害の改善などの人の試験による実証はあるのか
では、トリプトファンそのものに眠りを促進する効果があるのでしょうか?トリプトファンをサプリメントとして用いた研究は、「遺伝子組み換え」関係の話に触れるとよく取り上げられます。日本の企業も絡んでおり面白いのですが、話が逸れてしまいますので、興味のある方は、次の記事をご覧ください。
D Swinbanks, C Anderson, Nature, 1992;358: 96-96
http://www.nature.com/nature/journal/v358/n6382/pdf/358096a0.pdf
トリプトファンが脳でセロトニンに代謝される際には、水がトリプトファンにくっつけられる化学反応が行われます(水酸化)。そうしてできた化合物をヒドロキシ(hydroxy-)トリプトファン(HTP)と呼ぶのですが、Alternative Medicine Reviewという学術雑誌にMeyersという科学者は、その化合物を薬として用いた際の薬理効果に関するレビューを発表しました。
S. Meyers, Altern Med Rev, 2000;5(1):64-71.
良いレビューかはおいておいて、抜粋して要約すると以下の通りです。
・100〜300 mgほどのレベルで眠る前に採ると良く眠れる。
・夢を見るタイプの眠りを引き起こす。
あまりにも鮮明な夢を見るのでうなされることも多いとの報告がある。
・50 mgほどのレベルから慣れていくと良い。
・Mood DisorderやDepressionの改善に応用できそう。
米国のNational Institute of Healthを含め、他の精神疾患を含めて、60程の臨床研究が行われたそうですが、毒性と思われる症状は認められなかったとの事です。
YT Das et al., Toxicol Let, 2004;150(15):111-122
懸念すべきは、不純物の混入なのですが、それも認められうる毒性に結びついているわけではないとのこと。
FDA(アメリカの医薬局)は、トリプトファンと5HTPについて、必須アミノ酸であることから、サプリメントとしての利用に絶対的な安全性が確かめられたわけではないとしながらも、薬ではないDietary Supplementとしてのマーケティングを認めています。
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/ds-tryp1.html
1970年からの論文をざっとみて、トリプトファンの摂取が、睡眠を引き起こすというのは、薬理学的にありうる話のようです。
(絶対的なStatementは避けます。)
3.七面鳥は他のタンパク質源と比べてトリプトファンが多いというのは本当か
で、他のタンパク質減と比べて、七面鳥がトリプトファンを多く含んでいるかというとそのようなことはありません。アメリカ農務省のデータベースを利用している、Nutrition Data(http://www.nutritiondata.com)というサイトで主要なたんぱく質の摂取源となり得る食べ物について調べたところ、100グラムのあたりのトリプトファン量(単位はミリグラム)は、
鶏肉 195 七面鳥 330
牛肉 169 豚肉 360
オムレツ 140 豆腐 123
サーモン 285 ツナ 265
牡蠣 79 牛乳 75
Kidney Beans 103
それぞれで食べる量、脂肪分や(鳥の)皮やを除くか、Leanかなどで変わってくる値なので、そのようなばらつきを考えると、トリプトファン量は豚肉やサーモンと大きく変わりません。
100グラムのお肉を食べると、上に紹介したHTPの服薬量と同等のトリプトファンを摂取することになってしまうのですが、薬理作用ほど眠くなるわけではありません。それは、トリプトファンは脳神経系に取り込まれる際に、他のアミノ酸と競合するからです。
(HTPは競合しません。)
3.トリプトファンの血液脳関門(Blood Brain Barrier, BBB)の透過を効率を上げる因子はあるか。
トリプトファンは、チロシン(タイロシンと英語では発音します)とともに脳神経伝達物質に、代謝される重要なアミノ酸です。それらが脳の中枢神経系に取り込まれるには、物質の輸送の制御を司る血液脳関門(Blood Brain Barrier, BBB)という脳細胞と血管との間の組織を通らなくてはなりません。トリプトファンを含む数種のアミノ酸は、その組織の通過を互いに競合してしまうので、その競合するアミノ酸のバランスが大切と考えられています。競合するのは、Large Neutral Amino Acids(LNAA)と呼ばれる種類のバリン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシンです。では、果たして七面鳥は、そのトリプトファンはそれらのアミノ酸のうち、対照的に多いのでしょうか。トリプトファン/LNAA を割合(%)で示すと:
鶏肉 5.0% 七面鳥 3.8%
牛肉 2.4% 豚肉 4.2%
オムレツ 4.0% 豆腐 4.9%
サーモン 3.9% ツナ 3.9%
牡蠣 4.5% 牛乳 7.5%
Kidney Beans 4.2%
(ちなみにサプリメントは100%です。)
これらの数字からわかるように、他の食品とさほど変わりありません。アミノ酸の絶対量が同等の豚肉や魚類と比較してもさほど変わりません。詳細は避けますが、トリプトファン摂取と睡眠に関する研究で、表に上がるのは七面鳥ではなく、乳製品(特に粉ミルク)が多いようです。
というわけで、この数字から見ても、七面鳥がとりわけ、眠気を引き起こすかというと説得力はあまりありません。
4.トリプトファンの血液脳関門(Blood Brain Barrier, BBB)の透過を効率を上げる因子は何か
上述したMITの研究者による研究を筆頭に、炭水化物の多い食をとると、脳のトリプトファンの取り込みの量が増すという報告が多くされています。提唱されているメカニズムは、トリプトファンを取り込むBBBにおける機構が、インスリンによるシグナルにより誘起されるというものです。これはまだ仮説の段階というべきもので、食を摂取した後の、肥満細胞や外皮細胞を擁する機関から分泌されるホルモンなども考えると定かではないようです。
1〜4をまとめて、
七面鳥と眠気について考察すると、
・トリプトファンが睡眠を引き起こすというのは確からしい。
・トリプトファンが相対的に他のアミノ酸(LNAA)と多くなるよう
食事を摂ると、眠気を引き起こすかもしれない。
・七面鳥を食べたから・・といって眠くなるわけではない。
もしも、食の摂取で、眠気を顕著なまでに誘起するのが真ならば、Thanks Givingなどで、クランベリーソースやコーンブレッドなどの炭水化物と、通常あり得ないほどのタンパク質の摂取が、眠気を引き起こすのかと思います。たまたま七面鳥が、そういった食の摂り方の対象となっているだけであって特に七面鳥特有の因子が、潜んでいるわけではないと考えられます。おそらく同程度の豚肉や魚を摂取しても同様のことが、起こるのではないでしょうか。
七面鳥が眠気を引き起こすというよりも、Thanks Givingの食が眠気を引き起こすというようなStatementの方が、より妥当性に富んでいるように思います。
医師の監督の下のサプリメントの使用などの応用については科学的な支持もあるのですが、食生活ともなるとストーリーは作れますが未だ怪しいものです。動物性タンパク質の摂取などは、極度のダイエット、摂食障害、Vegetarianismとの関係があるので、疫学的な研究があるかと捜しましたが見当たりませんでした。
炭水化物の中毒などの話と関連し得るので、科学的知見のExtrapolationは避けなくてはなりませんね。
【活動報告】
■第5回JaRAN全体会「アメリカ生活における法律知識講座」(10月25日(土))
【JaRAN新幹事・お手伝い募集】
「他の日本人研究者に役立つ企画を盛り上げていきたい!」
「自分の興味のある勉強会を立ち上げたい!」
といったやる気のある明るく元気な方・やってみたい企画の
ある方を、幹事または企画のお手伝いとして募集します。
「とりあえず企画の裏側・立ち上げ方を覗いてみたい。」
という方でも結構ですので、ご興味のある方は、
お名前・所属・現在のポジション(大学院生、ポスドクなど)・
希望理由(「なんとなく面白そう」だけでも結構です)を書いて
info AT jaranboston.org までご連絡下さい。
【コラムの書き手募集】
■JaRANでは、コラムを書いてくださる方を随時募集しています。
興味のある方は、JaRAN幹事までご連絡ください。
(info AT jaranboston.org)
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1.七面鳥を使った人の試験による実証はあるのか
2.トリプトファンを使った人の試験による実証はあるのか
3.七面鳥は他のタンパク質源と比べてトリプトファンが多いのか
4.トリプトファンの血液脳関門(Blood Brain Barrier, BBB)の透過を効率を上げる因子はあるか
1.七面鳥を使った人の試験による実証はあるのか
調べた限りありません。
ただ食事によって睡眠の質が変わるか・・という研究は炭水化物に着目して、70年代から80年代にかけて少人数の研究が多数行われています。要約すると:
炭水化物量を減らし、脂質を増やすと睡眠の質が下がる
・炭水化物の摂取が減ることにより、
中枢神経系がトリプトファンを取り込む量が減る
・セロトニンの量が減る
・REM睡眠が増す
炭水化物を摂取すると中枢神経系のトリプトファン量が増すという動物を使った研究を行ったのは、MITの科学者のようです。多くの論文に、引用されています。
JD Fernstrom, RJ Wurtman, Science, 1971;174(4013)1023-1025
http://www.sciencemag.org/cgi/reprint/174/4013/1023.pdfJD Fernstrom, RJ Wurtman, Science, 1972;174(4013)1023-1025
http://www.sciencemag.org/cgi/reprint/178/4059/414.pdf
トリプトファン、セロトニンという物質が登場しますが、トリプトファンは必須アミノ酸と呼ばれる類の1つで、食物から得なくてはなりません。
そのトリプトファンが、脳神経伝達物質のセロトニン、そしてそのセロトニンから作られる睡眠を促すというメラトニンの前駆体(つまり主な材料)です。ということで、これらの物質は食と睡眠の関係について欠かせないわけです。
2.トリプトファンを使った睡眠障害の改善などの人の試験による実証はあるのか
では、トリプトファンそのものに眠りを促進する効果があるのでしょうか?トリプトファンをサプリメントとして用いた研究は、「遺伝子組み換え」関係の話に触れるとよく取り上げられます。日本の企業も絡んでおり面白いのですが、話が逸れてしまいますので、興味のある方は、次の記事をご覧ください。
D Swinbanks, C Anderson, Nature, 1992;358: 96-96
http://www.nature.com/nature/journal/v358/n6382/pdf/358096a0.pdf
トリプトファンが脳でセロトニンに代謝される際には、水がトリプトファンにくっつけられる化学反応が行われます(水酸化)。そうしてできた化合物をヒドロキシ(hydroxy-)トリプトファン(HTP)と呼ぶのですが、Alternative Medicine Reviewという学術雑誌にMeyersという科学者は、その化合物を薬として用いた際の薬理効果に関するレビューを発表しました。
S. Meyers, Altern Med Rev, 2000;5(1):64-71.
良いレビューかはおいておいて、抜粋して要約すると以下の通りです。
・100〜300 mgほどのレベルで眠る前に採ると良く眠れる。
・夢を見るタイプの眠りを引き起こす。
あまりにも鮮明な夢を見るのでうなされることも多いとの報告がある。
・50 mgほどのレベルから慣れていくと良い。
・Mood DisorderやDepressionの改善に応用できそう。
米国のNational Institute of Healthを含め、他の精神疾患を含めて、60程の臨床研究が行われたそうですが、毒性と思われる症状は認められなかったとの事です。
YT Das et al., Toxicol Let, 2004;150(15):111-122
懸念すべきは、不純物の混入なのですが、それも認められうる毒性に結びついているわけではないとのこと。
FDA(アメリカの医薬局)は、トリプトファンと5HTPについて、必須アミノ酸であることから、サプリメントとしての利用に絶対的な安全性が確かめられたわけではないとしながらも、薬ではないDietary Supplementとしてのマーケティングを認めています。
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/ds-tryp1.html
1970年からの論文をざっとみて、トリプトファンの摂取が、睡眠を引き起こすというのは、薬理学的にありうる話のようです。
(絶対的なStatementは避けます。)
3.七面鳥は他のタンパク質源と比べてトリプトファンが多いというのは本当か
で、他のタンパク質減と比べて、七面鳥がトリプトファンを多く含んでいるかというとそのようなことはありません。アメリカ農務省のデータベースを利用している、Nutrition Data(http://www.nutritiondata.com)というサイトで主要なたんぱく質の摂取源となり得る食べ物について調べたところ、100グラムのあたりのトリプトファン量(単位はミリグラム)は、
鶏肉 195 七面鳥 330
牛肉 169 豚肉 360
オムレツ 140 豆腐 123
サーモン 285 ツナ 265
牡蠣 79 牛乳 75
Kidney Beans 103
それぞれで食べる量、脂肪分や(鳥の)皮やを除くか、Leanかなどで変わってくる値なので、そのようなばらつきを考えると、トリプトファン量は豚肉やサーモンと大きく変わりません。
100グラムのお肉を食べると、上に紹介したHTPの服薬量と同等のトリプトファンを摂取することになってしまうのですが、薬理作用ほど眠くなるわけではありません。それは、トリプトファンは脳神経系に取り込まれる際に、他のアミノ酸と競合するからです。
(HTPは競合しません。)
3.トリプトファンの血液脳関門(Blood Brain Barrier, BBB)の透過を効率を上げる因子はあるか。
トリプトファンは、チロシン(タイロシンと英語では発音します)とともに脳神経伝達物質に、代謝される重要なアミノ酸です。それらが脳の中枢神経系に取り込まれるには、物質の輸送の制御を司る血液脳関門(Blood Brain Barrier, BBB)という脳細胞と血管との間の組織を通らなくてはなりません。トリプトファンを含む数種のアミノ酸は、その組織の通過を互いに競合してしまうので、その競合するアミノ酸のバランスが大切と考えられています。競合するのは、Large Neutral Amino Acids(LNAA)と呼ばれる種類のバリン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシンです。では、果たして七面鳥は、そのトリプトファンはそれらのアミノ酸のうち、対照的に多いのでしょうか。トリプトファン/LNAA を割合(%)で示すと:
鶏肉 5.0% 七面鳥 3.8%
牛肉 2.4% 豚肉 4.2%
オムレツ 4.0% 豆腐 4.9%
サーモン 3.9% ツナ 3.9%
牡蠣 4.5% 牛乳 7.5%
Kidney Beans 4.2%
(ちなみにサプリメントは100%です。)
これらの数字からわかるように、他の食品とさほど変わりありません。アミノ酸の絶対量が同等の豚肉や魚類と比較してもさほど変わりません。詳細は避けますが、トリプトファン摂取と睡眠に関する研究で、表に上がるのは七面鳥ではなく、乳製品(特に粉ミルク)が多いようです。
というわけで、この数字から見ても、七面鳥がとりわけ、眠気を引き起こすかというと説得力はあまりありません。
4.トリプトファンの血液脳関門(Blood Brain Barrier, BBB)の透過を効率を上げる因子は何か
上述したMITの研究者による研究を筆頭に、炭水化物の多い食をとると、脳のトリプトファンの取り込みの量が増すという報告が多くされています。提唱されているメカニズムは、トリプトファンを取り込むBBBにおける機構が、インスリンによるシグナルにより誘起されるというものです。これはまだ仮説の段階というべきもので、食を摂取した後の、肥満細胞や外皮細胞を擁する機関から分泌されるホルモンなども考えると定かではないようです。
1〜4をまとめて、
七面鳥と眠気について考察すると、
・トリプトファンが睡眠を引き起こすというのは確からしい。
・トリプトファンが相対的に他のアミノ酸(LNAA)と多くなるよう
食事を摂ると、眠気を引き起こすかもしれない。
・七面鳥を食べたから・・といって眠くなるわけではない。
もしも、食の摂取で、眠気を顕著なまでに誘起するのが真ならば、Thanks Givingなどで、クランベリーソースやコーンブレッドなどの炭水化物と、通常あり得ないほどのタンパク質の摂取が、眠気を引き起こすのかと思います。たまたま七面鳥が、そういった食の摂り方の対象となっているだけであって特に七面鳥特有の因子が、潜んでいるわけではないと考えられます。おそらく同程度の豚肉や魚を摂取しても同様のことが、起こるのではないでしょうか。
七面鳥が眠気を引き起こすというよりも、Thanks Givingの食が眠気を引き起こすというようなStatementの方が、より妥当性に富んでいるように思います。
医師の監督の下のサプリメントの使用などの応用については科学的な支持もあるのですが、食生活ともなるとストーリーは作れますが未だ怪しいものです。動物性タンパク質の摂取などは、極度のダイエット、摂食障害、Vegetarianismとの関係があるので、疫学的な研究があるかと捜しましたが見当たりませんでした。
炭水化物の中毒などの話と関連し得るので、科学的知見のExtrapolationは避けなくてはなりませんね。
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